SUPPORTED BY 18-270MM

PROFILE

田中 希美男

田中 希美男 Kimio Tanaka

京都市生まれ。多摩美術大学・多摩芸術学園写真科卒業後、フリー。撮影分野は人、モノ、料理、風景、スナップ、ファッション、ドキュメントを問わない。中でもとくにクルマの撮影全般を得意とする。撮影技術書、写真集など出版、写真展なども多数開催。

公式サイト
http://www.thisistanaka.com/

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自走する東京の緑

  • 銅像を呑み込もうとする緑

    銅像を呑み込もう
    とする緑

  • 溶け落ちそうな壁を死守する緑

    溶け落ちそうな壁を
    死守する緑

  • 駐車場にワープする白樺林の緑

    駐車場にワープする
    白樺林の緑

  • 網目から逃亡しようとする緑

    網目から逃亡しよう
    とする緑

  • 全力で疾走する緑

    全力で疾走する緑

MESSAGE

東京の街を歩き回ることがぼくの日課でもある。長い時間のときは3時間、4時間、休みなく歩き続ける。10分、15分ぐらい近所を歩くだけのこともある。電車に乗って行き当たりばったりで駅で降りて、そこから目的を決めずに歩くこともある。必ずカメラを持って歩く。カメラなしで歩くことはあり得ない。

フットワークよく軽快に歩くために、カメラやレンズは必要最小限にとどめている。だからレンズは、望遠でも広角でもマクロでも、たった1本でまかなえる高倍率のズームレンズをカメラに付けっぱなしにして歩くことが多い。

そうして撮影していたものの一部がこの写真で、春から夏にかけて東京の街角で出くわした木々や草の緑をテーマにしたものだ。ビルや高速道路が混在する大都会の東京だが、ふと視線を変えてみるだけであちこちに溢れるばかりの緑が息づいている景色に出会う。美しく整備された緑ではなく、ときには人工的な嘘っぽい緑もあるけれど、大自然の緑に負けずとも劣らぬ力強さとキッチュさもあって、そうした景色を見るたびに、ぼくはずいぶんと心なごませられる。

18-270mm (Model B008)を使ってみて

いままでの高倍率ズームレンズは、ややもすると「便利さ」が最優先されて性能は二の次、というレンズがなくもなかった。ところがこのB008は、小型で軽量で、手ブレ補正を内蔵してAFスピードも速く、操作感もいいし「便利」このうえもない。なのに、じつに良く写る。18mm広角側から270mm望遠側まで、これほどの高倍率ズーム域をカバーしながら十分な描写性能を誇っているのに、使っていて驚かされっぱなしだ。

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銅像を呑み込もうとする緑

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